このクッカーは「コンポーネントクッカートレック」シリーズ。
このシリーズはスノーピークコンポーネントデザインということで、各サイズを組み合わせてスタッキング出来るのである。
では、箱から出してみよう。
チタンの鈍いようでいて輝きを放つこの光沢。
見られるのは使用前の今だけだ...
内容物は「ポット」「フタ」「収納袋」。
まずはフタ。
ポットに被せた状態で見えるように、スノーピークのロゴとtitaniumの文字が刻印されている。
フタのハンドル部の付け根。
収納時はもちろん折りたためるような作りになっている。
また、ポットに被せるためにフタの内側に段が付いている。
フタの直径はおよそ12.7cm。
ハンドルの長さはフタの縁よりおよそ8cmだ。
フタのみの重さは53g。
単体での重さを量る意味はあまりないと思うが...
次はポット。
フタもだが、全体を写した写真がなかった...
ポット内部には計量できるよう、メモリが付いている。
メモリの単位は2種類でリットルとオンスだ。
0.2、0.4、0.6リットル。
10、20、25oz。
ポットの直径、外周はおよそ12cm。
内側は...測っていないが11cmちょいくらいか。
高さはおよそ10.6cmくらい。
ポット単体の重さは103gである。
そして、フタとポットの重さ合計は156gだ。
ただし、これは収納袋抜きの重さである
フタとポットの直径をわかりやすく。
DVDメディアを載せてみた。
ポットはちょうどDVDサイズ。(写真左)
フタは内側の段にDVDが収まる。(写真右)
トレック900ということで、900mlの水を入れてみた。
十分入る。
お湯を沸かすだけなら大丈夫かもしれないが、煮こぼれなどを防ぐ意味ではメモリの600mlくらいまでに抑えたほうがいいのかもしれない。
ちなみに、縁ギリギリくらいまで入れるとだいたい1リットルになる。
写真は水を入れた状態ではないが、フタの段の付近まで水を入れるとおよそ300mlである。
冒頭で「ソロセット極チタンと迷った」と書いたが、次はチタントレック900を選定した理由であるスタッキングだ。
このチタントレック900には250タイプのガスカートリッジを収納することが可能である。
まずは写真で見よう。
ガスを入れるとポットのどのあたりまで埋まってしまうかわかりやすいよう、逆さに入れてみた。
そしてこの上にP-153のバーナーを入れる。
ちょうどポットに収まるが、フタに段があるため、もう少し上にハミ出てもフタをすることが可能だ。
IP-250TのガスカートリッジとP-153バーナーをスタッキング。
その重さは654gだ。(写真左)
残念ながら中に入れることはできないが、カートリッジホルダーまで含めた重さは683g。(写真右)
今年の登山には、主にこのセットを持ち歩くことが多くなりそうだ。
実際の使用感などは、春以降にでも...
で、迷った「ソロセット極」。
ソロセット極には110タイプのガスを2つ収納できるようだ。
しかし、110タイプのガスに火力の強いP-153バーナーでは燃焼時間的に心許ない。
それともう1点。
「極」にはガスとバーナーを一緒にスタッキングすることは出来ないのでは?ということだ。
(この点は推測でしかないのだが...)
この2点によって「極」は次点となった。
だが、カップとポットがセットという点が最後まで捨てがたかった...
日帰りや縦走などの登山にはチタントレック900として、ソロキャンプ用には「ソロセット極」の購入を再検討したいところだ。
2つ合わせれば「食」の幅が広がるかなと。
今年のアウトドアのテーマは「食」だ!
スノーピーク(snow peak) ソロセット極チタン
スノーピーク(snow peak) チタントレック700
スノーピーク(snow peak) チタントレック1400
スノーピーク(snow peak) チタントレックコンボ
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