★e lite(イーライト)【PETZL(ペツル)】(2)

やす

2009年12月25日 06:55

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★PETZL(ペツル) e lite(イーライト)


8月の富士登山。
夜間の登山であったため、ペツルのイーライトを胸付近に付けて登った。
日中の下山時、強風が吹き砂埃の中だったが、このイーライトは胸に付けたまま。
下山後にスイッチが動きにくくなった。

ふと、そのことを思い出しイーライトを出してみる。

やはりスイッチの動きがおかしい。
スイッチの部分に砂が入り込んだようだ。
イーライトは、スイッチによって5種類の照射タイプが選べる。
スイッチを動かしていくと各照射タイプのところで「ONになったぞ」っていうような感覚が手に伝わる。
「カチッ」とかいう感じではなくて、軽く引っかかりを感じるような雰囲気だ。

その感触を作り出しているのがスイッチの溝の中にある窪みだ。
写真でわかるかな?


スイッチの内部に小さいバネと鉄球が入っていて、その鉄球が溝に入ると手に引っかかりを感じる。
というような作りのスイッチであるために、バネのあたりなどに砂が入り込むと動きが悪くなるようだ。
本来は動かせない方向へ、壊れるのを承知でスイッチを無理やりズラして鉄球を取り出してみた。


やはり、この鉄球が悪さをしていたようで取り出した後は、スイッチがスムーズに動くようになった。
しかし、スイッチの感覚が手に伝わらない...
使用には大きな問題はないが、ちょっと微妙。

このあたりをキレイにして鉄球を戻せば大丈夫かなと、水ですすいでみることに。
イーライトは一応、1mの防水ということなので。
ちなみに電池の蓋のところには防水としてこのようにゴムのOリングが付いている。
電池はCR2032を2つ使用する。


で、水洗いの結果は...
やはりダメであった。
バネのあたりに入り込んでいる砂をうまく取り除けないようだ。
オーバーホールする気で分解しないと、正常な状態に戻すのは難しそう。

とりあえず、使用には問題ないので、鉄球は外したまま使用することにしよう。


しばらくの間放っておいたので砂が固まっちゃったのかな。
使用後すぐに動作チェックして、必要に応じてメンテナンスすることが大事だなと実感した。

このイーライト。
防水ではあっても、防塵、防砂とは謳ってはいないので、砂が舞うような強風の中で使用したりするのは避けたほうがいいのかもしれない。


そういえばコレ、10年保証だったような...
こういうスイッチ部のトラブルは保証の対象になるのかな?

ま、使えるし、そんなに値段も高いわけじゃないから修理には出さないが。
なにより、分解的なこともやっちゃってるので間違いなく対象外だろう...



PETZL(ペツル) e lite(イーライト)(ホイッスル付)












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