★登山★苗場山・谷川岳(完結編)【新潟県・長野県・群馬県】

やす

2010年12月17日 06:55

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苗場山を昼前に下山出来たので、そのまま谷川岳へ向かう。
ロープウェイを使えば暗くなる前にピストン可能なはず。

湯沢ICから関越道に入り、水上ICへ向かう。
一区間ではあるが、結構距離がある。
長いトンネルもある。
前日は普通に日中に仕事。そのまま徹夜で移動し苗場山登山。
トンネルで眠くならないはずがない...

トンネルを抜けてすぐの谷川岳PAで昼食休憩。
ここには水場があり、ペットボトルに水を汲んでいく人が結構いた。

眠気が覚めたところで移動開始。

水上ICで高速を降り、谷川岳ロープウェイ乗り場がある土合を目指す。

★13:30
谷川岳ベースプラザに到着だ。
切符売り場は6階にあることは事前に調査済み。
1階の駐車場入り口ではなく、さらに先の6階の駐車場入り口から入る。
午後である為か、結構空いていたので難なく駐車。

休むまもなく登山の準備をして...



さぁ、出発だ!
2010年9月4日(土)

★13:43
切符は券売機で購入。
大人は往復で2000円だ。もちろん片道での購入も可能。
この切符、購入日から4日間有効のようなので、山頂での小屋泊まりでも安心だ。


案内板に従い、スロープを通って7階へ。
連絡通路を通ってロープウェイ乗り場へ。
時間的に、混んではいない。
ロープウェイといっても、ゴンドラみたいな感じだ。
短い間隔で次々とくるようだ。
係員に人数を聞かれたので1人と答えたら、前の家族より先にもうすぐ出発しそうなゴンドラに案内してくれた。


広いゴンドラは自分1人。
20人くらいは乗れるであろうゴンドラは貸切状態だ。


★14:05
所要時間は約15分ほどであろうか。
天神平に到着だ。
リフトもあるが、今回は利用しない。
軽く景色を眺める。


案内板。


★14:12
帰りのロープウェイの最終は17時だ。
それに間に合わなければ、歩いて駐車場に戻ることになる。
のんびりはしていられない。
登山開始だ。
まずは「熊穴沢小屋」を目指す。
ここから約1.7kmほどらしい。


初めは樹林帯。
木道が整備されている。
キツイ登りもなく、順調に進んでいく。
しかし、時間的に下山客が多い。
多くの下山客と挨拶を交わしながら行く。
登りは自分1人しかいない...
時折みえる景色を眺めつつ先を急ぐ。


あれが谷川岳か?


★14:30
「熊穴沢避難小屋」に到着。
真っ赤な小屋だ。
ここで休憩している人が多いようだ。
休憩している暇はないのでスルーして行く。


この小屋から山頂までは1.8km。
「天神平2.1km」
ん? ま、いいか。


小屋を過ぎると、いよいよ登りが本格化。
岩場が増える。
鎖場もある。
やや傾斜もキツイ感じもあるが、なかなか楽しい。
下山客が連なってくるので、譲り合いながら先へ進む。


周りの景色も見ながら進むが、山の名前がわからない...


相変わらず険しい岩場が続く。
こんなに険しいとは思っていなかった。
ここにきて、徐々に足に疲労が出始める。


★14:40
一直線に伸びる登山道。(写真中央)
ずっと岩場が続くようだ...
山頂まで足がもつのか?


膝に痛みが出てくる。
景色をみながら足を休める。
立ち止まる回数が増えてきた。
周りに見える山々。やはり名前がわからず...


★14:50
「天狗の留まり場」に到着。
地図を確認。
ここから山頂までは45分ほどのようだ。
かなりペースが落ちている。
降りの時間も考えながら進まなくては。


数歩進んでは、膝上の筋肉をマッサージ。
その繰り返し。
山頂らしきところが見え始めるが、なかなか近づかない。
しかし時間はどんどん過ぎていく。
気持ちが焦る。
断念することも考え始める。

あと10分進んだら下山しよう。
あと5分歩いたら戻ろう...

と、下山を先延ばしにしていったら...

★15:25
「肩の小屋」に到着。


だいぶ陽が傾いてきた。
ガスも降りてきた感じ。
山頂はすぐ近くに見える。
とりあえず行ってみる。


★15:35
「トマの耳」に到着。


付近に三角点もどき?
見慣れた感じの三角点はみあたらず。
地図だとトマの耳付近にあるようなのだが。
これが三角点???


さて、もうひとつのピーク「オキの耳」は?
結構降って、登り返す...
今の足では無理だ。
時間的にも...
自宅の出発が1時間遅れたのがここにきて大きな痛手となる。


今回はオキの耳は断念だ。
オキの耳が最高地点なだけに、悔やまれるが仕方ない。
今から下山してもロープウェイに間に合うか微妙なところだが、望みがないわけでもない。

早速下山開始だ。

と、その前に肩の小屋で山バッジを購入。

よしっ、下山だ!
急げっ!

★15:50
肩の小屋を出発。
同じ頃下山を開始したパーティもいる。
オキの耳方面からきた若者たち。
他にも数人。

ついて行ければ、なんとか間に合うかも。
膝上の筋肉の痛みをこらえながら歩いていく。

★16:05
ロープウェイ駅が見えるが...遠い。
17時までに間に合うのか?


★16:30
熊穴沢避難小屋まで来た。
先を行く人たちからかなり離れてしまった。
キツイ降りは終わって、ここからは比較的楽なはず。
あと30分。間に合うか?


★16:35
あ、まだ鎖場があった。
が、特に大変な場所ではない。


木道を進む。
微妙なアップダウンが地味に足への負担となる。


★16:45
天神平まであと0.6km。
時計を見て気持ちが焦る。
普段は気にならない緩い降りも、キツク感じる。


★16:54
ロープウェイ駅が見えた。
以外に距離がある。
最終時間の案内を放送しているのが聞こえる。


★16:57
無事、ゴンドラに乗り込む。
前を歩いていた人たちも乗り場に並んでいたので、同じゴンドラだ。
今度のゴンドラは混雑した感じ...

混雑はどうでもいい。
無事に乗れたことに一安心。


谷川岳、半制覇。
いつかリベンジだ。
今度は時間に余裕をもって来よう。


明日の為に、移動を開始する。
水上ICに行く途中にあるR291沿いの道の駅「みなかみ」で一休み。

1時間ほどの休憩後、再度移動。
R291、R17、R291、R120を経て、R120から少しだけ外れたところにある道の駅「白沢」に到着。
ここの道の駅には温泉施設が併設されている。


今晩はここで車中泊だ。


今日の教訓。
・徹夜明けは軽い登山でやめよう。
(無理は禁物。遭難へつながる。)
・自分の力量を見極めよう。


無理した自分に反省しつつ、深い眠りに入る。


苗場山・谷川岳 完


番外編へ続く。


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