★登山★表銀座-常念山脈 燕岳~常念岳(第三章)【長野県】

やす

2011年01月24日 06:55

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2010年9月19日(日)


大天荘からの景色に別れを告げるのはとても惜しい。

しかし、これから目指す常念小屋のテント場のキャパがどれくらいなのか、メンバーは誰も知らない。
昨日の燕山荘のように、テントを張るスペースを確保するのが困難になってしまうことは避けたい。

ならば、早めに行くしかない。



さぁ、行こう!
★9:55
槍・穂高の山々を横目に、大天荘を後にする。
写真は大天荘のテント場付近。
木で区切られた道の左側(東)と右側(西)がテント場だ。


アップダウンの無いようななだらかな道を行く。
正面やや右の高い山が常念岳だ。
今日中に、常念岳にも登っておきたい。


秋の訪れを感じさせるように、所々に色付き始めた草木を散見できる。


★10:30
登山道は大小の石が散らばっている感じだ。
石を踏んで足首を捻ったりしないよう、気をつけて歩く。


★10:55
常念岳、常念小屋の道標。
右端に常念岳が見える。
距離にして、あとどれくらいなのだろうか。


道はあいかわらずなだらか。
ハイキング気分だ。


これから歩いていく道がハッキリ見える。


★11:25
このあたりはハイマツが多い。
地を這うように、本当に低いものしかないので、景色はとてもよく見える。
奥に穂高・涸沢が見える。


★11:35
これまでよりはやや傾斜のある登りになってきた。
が、キツさを感じるくらいではない。


一部区間、大きな石がゴロゴロしているところがある。
足元はもちろん、すれ違いにも注意だ。


★11:50
またしばらくはのんびりとした山歩きを楽しめそう。
これくらいの道なら、歩きやすく、気持ちも楽だ。


この辺りからも槍・穂高は良く見える。
いつか、槍ヶ岳から穂高、できれば西穂高まで歩いてみたい。


★12:10
常念岳にだいぶ近づいてきた。
この先に降りがありそうだ。


★12:20
常念小屋の標識。
この付近のピークへ登っている人たちもいるようだが、今回はスルー。
というか、次回はあるのだろうか?


標識からすぐに降りが始まる。
そして常念小屋が見えた!
ここからかなり降りなければならない。


歩けどなかなか着かない。
傾斜もなかなか厳しく、足元も滑りやすく辛い。


★12:40
近いようで遠い常念小屋...


★12:50
ようやく常念小屋テント場に到着。
テント場は段になっており、結構広い。
まだ既設のテント数も少ない。
槍ヶ岳を見やすいよう、下の方、前列の方へテント設営。


★13:30
テント設営後、昼食を持って常念小屋へ。
テント場は2箇所あり、設営したのは小屋から遠い方。
トイレや小屋へ行くのには、少し不便を感じた。


★13:50
小屋内は食事などを頼んだ人のみ休憩可能な雰囲気。
自分を除くメンバー3人は、小屋での食事を選択。
自分は荷物を軽くするべく、テントへ戻り自炊だ。
メニューは「ラ王」。
生卵も入れる。


これを槍ヶ岳を見ながら食べる。
(夏に槍の山頂で食べた人もいたらしいが...)
んー、気持ちいい!
そして、美味い!


★14:30
昼食も済ませ、常念岳へ向けて出発だ。
荷物はテントへ置いているので身軽。
見えているのが山頂か?
わからないが行ってみよう!


常念岳への道は急な上にガレた岩場。
結構キツイ...


振り返り、常念小屋を見下ろす。
自分たちが到着したころより、テントの数がかなり増えている。


★15:00
だいぶ登ってはきたのだが、まだ山頂には着かず。
あいかわらずな急坂。


マーカーがつけられた、さらに厳しいところも。
ここを登りきれば山頂か?


ん?
あれっ?
いままで見えなかったが、奥にさらなるピークが!
向こうが山頂っぽい。
常念小屋からみえていたのは山頂ではなかった...


気を取り直して、歩み始める。
これまでよりは傾斜が緩くなったが、足場は悪い。


★15:20
三股への分岐だ。
計画当初、三俣~蝶ヶ岳~常念~三股というのも案としてあった。
が、三股への林道が工事の為交通規制があるとのことで、廃案となった。


★15:25
常念岳山頂に到着! (標高2857m)
今回の登山での唯一の百名山であり、最後の山だ。


展望盤もある。


達成感に浸り岩に座り込み、暫し、槍・穂高を眺める。


周囲の景色。
蝶ヶ岳方面。


燕岳方面。


最後に今回歩いてきた道を眺める。
中央奥に燕岳。左が大天井岳(かな?)。


時間を忘れていた。
20分以上山頂に留まり、景色を眺めていたようだ。

下山途中で暗くならないよう、下山開始だ。

★16:10
常念小屋が見えるところまできた。
そこでまた、歩いてきた道を振り返り感傷に浸る友人たち。
こっそり後姿を撮影。


★16:35
だいぶ降りてきた。
テント場をみると、またテントの数が増えたようだ。


★16:40
常念小屋前まできた。
音楽も流れていただろうか?
賑やかな雰囲気で踊っている年配と思われるグループもいた。
写真は常念小屋前のテント場。
ここの写真左の方に仮設のトイレがある。


そしてこちらが、自分たちがテントを設営したほうのテント場。
やはり数が増えている。
でも、まだスペースはあるようだ。


★17:50
テント内でのんびりしていたら、外で何やらメンバーの声。
どうやら集まって夕食を食べるようだ。
泊まりで、集まって夕飯を食べるのは昨年の白馬大池泊の時以来かな。
夕食のメニューはエビピラフとねぎ塩スープ。


今回の縦走では、荷物が思ったより重かったので、家を出る直前にメニューを変更した。
野菜やウインナーなども準備していたのだが...
次回には、生食材を取り入れたい。缶詰なども。


そして、夕食中に空が夕焼けに染まる。
この夕焼けは、ほんとに僅かな時間で終わってしまった。



辺りも暗くなり、翌朝の時間を決め、各々のテントへ戻る。

モバイルブースターで携帯を充電したり、使わない荷物を整理しなおしたりして時間を過ごす。
こんな時、他の人たちは何をして過ごすのだろうか?

この日もまた、22時過ぎに眠りに就いた...



つづく
★登山★表銀座-常念山脈 燕岳~常念岳(完結編)【長野県】



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