★登山★表銀座-常念山脈 燕岳~常念岳(第二章)【長野県】

やす

2011年01月23日 06:55

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2010年9月19日(日)

疲れているはず...
眠いはず...

なのに、夜中、何度も目が覚める。
一度目が覚めると、なかなか寝就けない。

風が強いせいもあるのだろう。
他のテントが風であおられバタバタ鳴っている。
外に出て張り綱のチェックをしているような音も聞こえてくる。

夢で滑落したのか、叫び声も...


いったい何時になったのだろう。
ふと、時計を見る。
★3:30
シュラフから出て行動開始だ
シュラフ、枕を収納し、朝食の準備。

朝食は妙高遠征の時から取り入れているシリアルだ。
スキムミルクの粉末をお湯で溶かし、シリアルを入れて食べる。
普段の朝食はトースト1枚な自分だが、山ではもう少し食べたほうがいいだろうと、朝食のシリアルは2袋食べる。


★4:45
食事の後片付け、そして着替えを済ませ外に出てみる。
まだ外は薄暗い。
燕山荘を見てみると、灯かりが点いている。


荷物の整理をし、テントの撤収を開始する。

★5:35
テントの撤収に手間取っているうちにご来光が!
気づいたときにはすでに、太陽が顔を全部出した後であった...


燕山荘もはっきりと見え...


そして、昨日はまったく見えなかった景色が目の前に広がる。
槍ヶ岳だ。
こんなに近くに見えるとは思っておらず、かなりの感激である。


★6:00
出発予定の時間である。
しかし、周りの景色に見とれ写真を撮りまくる。
昨日登った燕岳も朝日を受けてキレイに見える。


ここでの景色に時間を取っては勿体無い。
これから先、どんな景色が待っているのか。
天気もよく、胸が高鳴る。


さぁ、行こう!


★6:20
燕山荘の階段下から登山道が延びている。
そこから、槍ヶ岳を正面に歩みを進める。


日が昇るにつれ、山肌の色合いも違って見える。
憧れの槍ヶ岳を、何度もカメラに収める。


★6:40
今日の行程は燕山荘から常念岳までの縦走だ。
それほどキツイアップダウンもなく、ハイキング気分で歩く。


★6:50
蛙岩が見えてきた。(これも帰宅後に知った。)
ゲエロ岩とかゲイロ岩と読むらしい。
近くではなく、遠くから見たときに蛙が座っているように見えるとか。


蛙岩を過ぎると、大天井岳(おてんしょだけ)が見えてきた。
見えてきたのはいいが、そこは今日のゴールではなく、通過点。
んー...遠い。


★7:10
道標。
大天井岳まではここから3.5km。


ここから少しキツ目の降り。
そして、キツ目の登り返しだ。


★7:40
急坂が終わったかと思ったら、階段。
まだ登る。


階段の先にもまだ登りが...
厳しい登りが続く。


★8:05
だいぶ、大天井岳が近づいてきた。
斜めに走る登山道の先には小さく建物が見える。
あれが大天荘(だいてんそう)だろう。


★8:30
登山道脇になにやら発見。
未だに何なのかわからず...


そこからすぐに急な降りと登り。
「小林喜作」のレリーフがある場所だ。
写真右下の岩に、小さく写っているのがわかるだろうか。


登りの勾配。
結構キツイ。
メンバーのケツを撮影したわけではない...


★8:40
「大天井岳」方面と「槍ヶ岳」方面との分岐点。


日の光が眩しい。
まだまだ、急登が続く。


後ろを振り返る。
これまで歩いてきた道がわかる。
左奥に燕岳が見える。
結構歩いてきたことを実感。


★9:00
なかなか大天荘が見えてこない。
見えるのは急な坂...


と思ったら...
見えてきた。


★9:05
大天荘に到着。なかなか大きな建物だ。
建物の前にはテーブルやベンチがあり、多くの人が休憩していた。
ここにはテント場もあるようだが今回は日程的に通過する。



その周辺は広く平らで、なにより眺めがすばらしい。
広く平らな地形と良い天気、そしてすばらしい景色。
時の流れがすごくゆっくりと感じられた。
しばしその眺望に見とれていた。
(写真手前の広いところがテント場。)



ここで撮った写真から数枚をブログのトップ画像に使用している。

ここのテーブルで小休憩。
友人が大天荘の売店で買ってきたみかんの缶詰を皆でわけて食べてリフレッシュ。
疲れているときのフルーツはとてもおいしい!
この缶詰、500円だったとか。

★9:20
大天荘前に荷物を置き、大天井岳まで登る。
これまで歩いた距離に比べればとても近い。
大きな石がゴロゴロしている。浮石も多いので足元に注意して歩く。


★9:30
大天井岳山頂に到着! (標高2922m)


山頂からの景色。
槍、穂高方面。


奥には立山が見える。


上高地方面。
右端の方に涸沢が見える。


山頂標識付近にはもちろん三角点。
槍ヶ岳をバックにタッチ!


そしてまた大天荘へと戻った。

これらの景色を見せられると、いつかここにも泊まってみたいなと思った。



つづく
★登山★表銀座-常念山脈 燕岳~常念岳(第三章)【長野県】


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