★登山★鷲羽岳(2012/07)第二章【長野県、富山県】
2012年7月28日(土)
★13:20頃
鏡平山荘を後にする。
振り返ると、池に映る逆さ山荘。
出来れば逆さ槍をみたかった。
少し平らな道を歩くと、すぐに急な登りが始まる。
写真ではあまりそうは見えないが...
疲れていたからそう感じただけなのか...
一歩ずつ登るのに精一杯で、この付近では写真を撮る余裕がなかった。
階段が一番辛かったように記憶している。
★14:00頃
弓折中段に到着。
この付近は平坦な道で、足休め。
弓折中段を過ぎると、またキツい登りが始まる。
足場も良いとは言えず、大小の石が転がる。
一歩一歩、確実に歩みを進める。
弓折乗越への最後の登り。
弓折乗越の標識が確認できる。
(わかり辛いが稜線の中央やや左。)
★15:00頃
弓折乗越に到着。
地図によるとコースタイムで1時間の所を、1時間40分もかかった。
本当に辛かった。
ベンチに座り、ここで小休憩。
ここから双六小屋までは楽そうだと勝手に想像していたが、乗越からはすぐに登り...
あのピークに行けば、何かが見える?
ピークからの景色。
遠くに鷲羽岳が見えた。(左奥)
今回の山旅の目標だ。
しかし、かなり遠くにみえる...あそこまでたどり着けるのだろうか。
僅かではあるが、雪渓歩き。
涼しさを感じる。
この付近はなだらかで歩きやすい。
★15:30頃
ついに、今日の目的地、双六小屋が見えた。
(写真中央付近の赤い屋根の建物)
しかし、まだまだ歩かなければならなそうだ。
ゆるいアップダウンが続く。
急な下り。
★15:40頃
下った先は「くろゆりベンチ」。
ベンチがあり、数名の登山者が休憩したり、三脚を立ててカメラを構えていた。
ハイマツ帯?をくぐる。
そこを抜けると...
双六小屋、そして鷲羽岳が見えた。
だいぶ近づいた感じだ。
テント場の様子も見え、まだ十分に空きスペースがあるようだ。
途中、登山道を雪解け水が流れている場所もあった。
斜面の西側へ回り込む。
この辺りから先はほとんど下りとなる。
ひたすら下る。
やや傾斜のある下りもある。
もうすぐだ。
あとは平坦な道。
★16:15頃
双六小屋のテント場に到着。
テントの多くは小屋に近い方に張られている。
一番遠い辺りはまだスペースに余裕がある。
まずは、小屋へ受付に行こう。
テント場に近い建物は「北アルプス双六小屋診療所」。
富山大学の方が診てくれているのだろうか?
診療所から小屋付近にはきれいに石が詰まれている。
最初に見たときには、要塞的な雰囲気が感じられた。
双六小屋。
前の広場にはテーブルやベンチが置かれており、登山客が談笑しながら食事をしていた。
写真中央付近が小屋の入り口。
小屋の中でテント泊の受付をする。
1泊1人500円。
口頭で名前を告げ、2泊で受付をした。
写真には写っていないが、写真の右のほうに行くとトイレと水場がある。
水は水道から出ている。
癖もなく、そのまま飲んでもおいしく感じられた。
トイレの個室は和式。
ペーパーは各自持参したものを使用する。
使用した紙は、備え付けの箱の中へ。
テント場を小屋側から眺める。
広いテント場で、まだまだ十分にスペースがある。
この後にも、次々とテント泊の登山者が入ってきたが、それでもまだ余裕があった。
テント場は結構平なところが多いが、少し傾斜があるところもある。
なるべく平らなところを探して、テントを張った。
ペグも打てたが、抜けやすそうな感じだったので、念の為、石も使った。
ペグ等できちんとテントを張らないと、小屋のスタッフがチェックに来たときにきちんと固定するよう促されるようだ。
このとき、隣の方が指摘されていた。
テント設営後は、すぐにテント内で横になり仮眠。
疲れ過ぎて食欲もわかず、食事も持ってきたサラダのみで済ませた。
散歩する気力もなく、その後もテント内で過ごす。
そしてそのまま就寝へ。
つづく。
1日目のGPSログ
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