★登山★尾瀬・至仏山(2012/08)第三章【福島、新潟、群馬県】

やす

2012年09月26日 06:55



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平坦で歩きやすい木道。
そこには意外な盲点が...

硬い平らな木の上を歩く。
まるでアスファルトの上を歩いているかのようだ。


足の裏が痛い。


近くのテントでは早くも寝転がって休んでいる人もいる。

自分もこのままのんびりしたい。


でも、せっかくきたのだから目の前にある至仏山を登っておきたい。
それを明日にすると、明日の行程がキツくなる。


行こう。

行くしかない。


至仏山山頂を目指して...



さぁ、出発だ!
2012年8月25日(土)

コンビニで買ってきたおにぎりで少し早めの昼食。
レインウェア、行動食、飲料をサブザックに詰め込む。

だいぶ荷物が軽くなった。

これなら十分歩ききれそうだ。


★10:30頃
テント場を出発。
至仏山荘近くの分岐から、至仏山方面へ。
至仏山へは2.9kmとの表示だ。

01

至仏山方面へ。

02

途中で分かれ道があり、研究見本園というところがあるらしい。
今回は研究見本園はパスする。
登山口は直進。

04

振り向くと、燧ケ岳。
雲は少しあるが、気持ちの良い青空。


山荘から5分程で登山口。
ここにもゲートがある。
ここ、山ノ鼻からの道は「登り専用」だ。
ただし、山ノ鼻から森林限界までの往復ならばOKのようだ。


案内図。
三箇所にクサリ場があるらしい。


いきなりの急な階段。


少し歩いてまた階段。


少し石畳を歩いて、また階段。


★11:00頃
少しの木道を歩いた先に注意書き。
「ここから山頂までは登り専用です」
「山頂から山の鼻へは下りられません」
とのこと。
ここが森林限界???


また階段が続く。
結構傾斜がキツイ。


そして急なガレ場。


振り返ると、燧ケ岳上空に大きな雲が。
燧ケ岳だけが、雲の陰に入っている。


ガレ場と階段の連続。


★11:30頃
尾瀬ヶ原と至仏山山頂との高低差は828m。
その中間地点に到着。


クサリ場。
滑りやすい岩の為、慎重に登る。


また、クサリ場。


★11:45頃
急登の合間のベンチ。
休みながらじゃないと、暑さもあって本当にキツイ。


まだある階段。


相変わらずのキツイ傾斜。
階段は疲れるので苦手だ。


3つめのクサリ場。


泣きそうだ。
本当に勘弁して欲しい...


まだまだ続く。


階段とガレ場のオンパレードといった感じだ。


★12:20頃
もう少しで楽になれる?


ちょっと一息な緩い場所。
あまり視ることが出来なかった北側を見渡せる。


そしてまた階段。
天国まで続いてそう...
この暑さとキツイ傾斜、そして疲労。昇天できそうだ。


鳩待峠が見えた。
至仏山登頂後は、そこへ下りて行く。


階段、階段、また階段。


あれが小至仏山?


まだあるキツイ傾斜。


キツイ傾斜は山頂まで続く?


振り返ると、燧ケ岳付近の雲がずいぶんと発達していた。
そして、暗くなってきていた。
急いだほうが良さそう?


山頂が見えた!
スゴイ大勢の人!!!
これまで3グループほどしか登山者を見かけなかったので、山頂にはあまり人が居ないいだろうと思ったのだが...


★12:50頃
至仏山登頂!(標高2228m)


「墓石みたい」と言われる噂の標柱?
山頂にいる間にも、「墓石」と言う言葉が何度か聞こえてきた。

山頂には指示盤も。


そしてお約束の三角点タッチ。


山頂から尾瀬ヶ原方面を望む。


群馬県方面?



山頂の標柱と並んで写真を撮るために、順番待ち。
小学生の団体など、おそらく70~80人くらいは山頂にいただろう。

こんなに大勢の人がいる山頂は初めてだ。



それにしても、長かった...
と言うか、キツかった。

山ノ鼻から山頂まで、終始急登といった感じであった。

本当に泣きそうだった。

数え切れないほど、足を止めた。
休んだ。


でも、あとは下るのみ。


景色を目に焼きつけ、風を感じ、陽の光を浴びる。


座り込み、暫し、登頂の喜び、達成感に浸る。
そして、山頂でのひと時を過ごした。


つづく。



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