★登山★鷲羽岳(2012/07)第三章【長野県、富山県】

やす

2012年09月02日 06:55




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昨日は夕方、テントに篭った頃から軽く雨、そして遠くで雷。
雨といっても本降りではなくパラパラと。
特に気にせず外を歩ける程度だ。

ただ、雷は遠くといっても、音はかなり響いてくる。
長い間鳴り響き、気になってなかなか眠れず、雷が落ち着いた深夜にようやく眠れた。


眠りにつけたかと思えば、今度はまわりが行動を開始する時間。
短い睡眠を何度もとるような形で、少しでも身体を休める。


時計をみる。5時。


そろそろ起きて行動を開始しないと、今日の行程に影響がでてくる。

起きなければ。


体が重い。
疲労、そして筋肉痛。


この状態で今日の行程を歩き通せるのか?


そんな不安を覚えながら...



さぁ、行動開始だ!
2012年7月29日(日)

★5:00頃
起床。
昼食や行動食用にと買ってきていたパンがあったので、それを食べる。
昨日の疲れがまだ残っている為か食欲があまりなかったが、昨晩もあまり食べていないのでエネルギー切れが心配。
「無理にでも」と、少しずつ水を飲みながら時間をかけて食べた。

★6:00頃
外に出てみる。
雲はあるが、青空は見えている。


双六岳方面を見上げる。
写真左下の建物がトイレ。


サブザックも持ってきてはいたが、行程が長い為、背負い心地を考えて背負ってきたザックを使うことに。
不要なものは置いて、必要なものだけをパッキング。

足の具合がよくないので、少し念入りにストレッチ。

そして、予定よりも遅くなったが...



さぁ、出発だ!



★7:05頃
水場の前から目標である鷲羽岳を眺める。
昨日はもっと近くに見えていたような気がするが、結構遠くに見える。


双六岳、三俣蓮華方面へは、水場の脇から登って行く。


傾斜もキツい。


★7:25頃
分岐に到着。
真直ぐ、そのまま登りの方へ進めば双六岳。
右へ行けば、三俣山荘方面への巻き道。


元々、巻き道を使って行こうとしていたが、この時の双六岳への直登ルートは残雪が多く、危険だったようだ。
案内板が立てられ、中道の途中から春道を登ってくださいと書かれていた。


巻き道方面。
こちらも少し進むと注意書き。
巻き道には残雪が多い箇所があるため軽アイゼンをお持ちでない方は中道を経由してくださいとのこと。


「え?」と戸惑ったが、三俣山荘方面から歩いてきた人に残雪状況を聞くと、少し残雪はあるがアイゼンが必要なほどではないとのことで、巻き道へ進むことにする。

★7:40頃
残雪。
踏み後もしっかりついており、聞いたとおりアイゼンは必要なさそうだ。


暫し、平坦な道。
散歩気分だ。


また残雪。
ここは少し危険な感じではあったが、雪を避けて歩くこともできた。


このまま平坦な道が続くかのようにみえて...


少しだけ、傾斜のある下りも。


何度か残雪の上を歩く。


水場? 特に表示はない。
豊富な水量で、とても冷たい。
日差しが強いわけではないが、暑いので腕や首を濡らす。


ハイマツ帯を歩いたり...
またちょっとした渡渉があったり...


植物の生い茂ったところもあり...


斜面を見上げると沢山の花。


斜面を見下ろしても沢山の花。


★8:20頃
道は途中、ちょっとしたガレ場も。


先を見ると、雲が多い。
三俣蓮華岳にも雲がかかっている。


軽いアップダウンを繰り返す。
このあたりはザレ場といった感じの道。


この辺りも、見渡すと沢山の花が咲いている。


軽い登りが始まり...
そして、やや傾斜がキツくなってくると...


★8:45頃
三俣峠に到着。


三俣蓮華岳にはここから登って行く。
でも、登らずに三俣山荘方面へ。


少し雲が晴れ、三俣蓮華岳の山頂付近が見えた。


三俣山荘へは、ここからは下りとなる。


ハイマツ帯へ。
途中、短いが木道もあった。


緩やかに下る。
前方に見える鷲羽岳の山頂付近はガスで覆われている。


★9:05頃
ハイマツのトンネルをくぐる。
中腰の感じでの歩き。
対向してくる人とすれ違うが大変であった。


下りの傾斜がキツくなってくる。
三俣山荘が見えてきた。


急勾配が続く。
三俣山荘から少し離れたところにテント場も見えてきた。


テント場の近くまできた。
ここのテント場は何箇所かに点在している感じだ。
写真右端にもテントが確認できる。
また、写真のようにテント場の上部には残雪がある為、点在するテント場の間を雪解け水が流れていた。


★9:20頃
三俣山荘に到着。


建物の二階が食堂となっている。
入り口脇に水場がある。ここの水も水道から。
癖も無く、冷たくて美味しかった。

ここでのトイレは山荘の中。靴を脱いでいく必要がある。

山荘前にはベンチ、テーブルがあり、休憩することもできる。

登る前であったが、ここで鷲羽岳のバッジを購入。


双六山荘を出発するときからであったが、やはり足が疲れている。
足が重い。

疲労の為か、頭も少し痛くなってきていた。
少しベンチに座り休憩だ。

持参したゼリー飲料でエネルギー補充。


足の筋肉をもみほぐしながらこの後の鷲羽岳に備える。



つづく。


2日目のGPSログ

より大きな地図で 20120729_鷲羽岳2 を表示

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