★登山★尾瀬・至仏山(2012/08)第一章【福島、新潟、群馬県】
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8月末。
お盆は都合がつかずに、家族で日帰り登山を一度だけ。
7月の鷲羽への遠征中には、疲れすぎて、もう今年の登山は終了でいいやとも思っていたのだが、時と共に、また行きたくなってくる。
週末の2日間だけで泊まりで行けそうなところはないか。
それも、まだ行ったことがないところ。
燧ケ岳、至仏山、尾瀬。
先月に鍋平から双六小屋まで歩いた時間、道の険しさなどを考慮すると、行けるんじゃない?
初日は福島県側、御池から入って尾瀬を歩き、山ノ鼻まで行ってテント設営後にそのまま至仏山を登る。
翌日にはまた尾瀬を歩き、燧ケ岳を登って御池に戻る。
結構ハード?
キツかったら燧ケ岳は登らなくてもいいや。
疲れたら休む、やめる。
ダメそうなら諦める。
そんな気軽さ、緩いポリシーで歩けるのは、単独ならではだ。
問題はテント場。
山ノ鼻は鳩待峠からくる人が多いだろう。
コースタイム的には約1時間。
対して御池からだと山ノ鼻までは5時間を超える。
この時期、尾瀬のハイシーズンとはずれてはいるが、はたしてどれくらいの人がテント泊でくるのか。
この時間差を考えると、出来る限り早めに行ってテント場を確保したい。
また、初日に至仏山を登るとなると更に6時間くらい。
午後に天気が崩れやすい時期でもある。
テント場の確保。
そして至仏山に行く為にも、出来るだけ早く山ノ鼻に行かなくては。
体力、筋力よりもテント場確保の不安。
それだけを気にしながら...
さぁ、出発だ!
2012年8月24日(金)
★22:00頃
自宅を出発、そして東北道へ。
先ずは福島県会津若松ICを目指す。
そこからは国道118号を南下。
国道121号、289号、401号、352号を経て御池の駐車場へ向かう。
2012年8月25日(土)
★4:00頃
御池駐車場に到着。
ここで軽く仮眠をとる。
御池駐車場近くには、御池ロッジ、山の駅御池がある。
沼山峠へのシャトルバスもこの付近から乗れる。
料金は1回1000円。
駐車場を出る時に支払う。
わかり辛いが、写真の右側の方が入り口で、左の方が出口だ。
駐車場が混雑していなかったためか、駐車場にテントを張っている人もいた。
★5:30頃
起床。
朝食、トイレ等を済ませて登山準備。
ご来光は駐車場で。
駐車場は結構広い。
★5:45頃
行動開始だ。
登山口は駐車場の奥にある。
登山者数調査の為にゲートがある。
ゲートは右側通行。
ゲートだけではなく道中の木道は原則として右側通行をマナーとしてお願いしているようだ。
登山口から少し下ると、すぐに木道。
登山口から数十メートルで、分岐点がある。
燧ケ岳方面 4.5km
尾瀬ヶ原(見晴)8.9km
見晴までは結構な道のり...思った以上に遠いようだ。
そこから尾瀬ヶ原方面へ少し進むと、やや開けた場所へ。
朝早めの時間のためか、低いところにもやがかかっている。
これが朝霧というやつ? やや幻想的な雰囲気。
樹林帯の中へ。
狭い木道歩きや階段登り。
★5:55頃
姫田代に到着。
周りに人の気配がない。
途中に動物の糞もあったため、ここで熊鈴を付けることに。
木の根に気をつけて歩く。
開けたところに出ると、とても気分が良くなる。
のんびり休みたくなる。
でも、木道から外れることはできない。
樹林帯の中の木道は狭く、木道の脇には踏み跡も多い。
他の山では濡れた木道で何度か滑って転んでいるのだが、ここの木道は濡れていてもまったく滑ることはなかった。
木の階段。
★6:20頃
ノメリ田代に到着。
少し歩くと道標。
この付近から見晴までは7.4km。
木道を歩き、樹林帯や少し開けたところを通る。
道は軽いアップダウンを繰り返す。
★6:40頃
分岐。
見晴まであと6.1km。
といっても、今日は見晴は通らない。
ここから渋沢温泉へは2.3kmのようだ。
渋沢温泉方面への道。
★6:50頃
分岐から見晴方面へ。
木道を歩き、少し下っていくと、つり橋へ。
「裏燧橋(うらひうちばし)」だ。
しっかりした橋に見えるが、意外にゆれる。
橋の下。
水は枯れていた。
更に下る。
やや登り返したり、平坦な道だったり。
★7:15頃
分岐に到着。
三条ノ滝も気になるが、早めに山ノ鼻に着きたい。
滝をスルーして見晴方面へ。
ここから見晴へは3.9km。
三条の滝へは1.2km。
あまりアップダウンのない道を行く。
木の根があったりするが、歩きにくさは感じなかった。
ちょっとした沢を渡るところもある。
★7:45頃
分岐に到着。
三条の滝を経由してきてもここに到着する。
ここから見晴までは2km。
三条の滝までは1.5km。
木道は複線になる。
先ほどの分岐から1、2分。
小屋が見えた。
ベンチも沢山あり、多くの人が休憩できそう。
無料休憩所。
荷物も無料で預かってくれるようだ。
飲み物等も売っている。
うどんやおでん、なめこ汁、カップヌードルもあるようだ。
休憩所の隣に尾瀬温泉地区公衆トイレがある。
協力金を入れる箱も設置されている。
トイレを過ぎるとすぐに元湯(もとゆ)山荘。
こちらでは飲み物の他にソフトクリームもある。
バニラミルク、抹茶、花豆の三種類。
元湯山荘では日帰り入浴も可能だ。500円。
案内図によると、元湯山荘がある場所の標高は1400mを少し超えるくらいのようだ。
三条の滝との標高差は200mほどあるようだ。
滝を見てきたら、相当疲れただろうと思うと、今日は滝の方へは行かないで正解であったと思う。
予想以上の標高差もあるし...
小屋の冷たい飲み物、ソフトクリームも気になるが、ガマンして先を急ぐことにする。
つづく。
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