日帰り登山の際には、ヘッドライト、エマージェンシーシートは必ず持って行く。
身近な山でも、いつ遭難するかわからない。
怪我をして、下山が日没までに間に合わないかもしれない。
泊まりの際はほとんどがテント泊なので、テントやシュラフ、シュラフカバーなどがある。
これらがあればエマージェンシーシートが無くても大丈夫だろう。
これまで持っていたエマージェンシーシート。
実際に使ったことはないのだが、体に巻くだけでは足元などから風などが入り込みやすいのではないかとは思っていた。
ネットでいろいろみていたら、袋状のものが売っていた。
コレだ。
【AMK(アドベンチャーメディカルキット)】
Heatsheets Emergency Bivvy
ヒートシート エマージェンシーヴィヴィ
AMK(アドベンチャーメディカルキット)
ヒートシート エマージェンシーヴィヴィ●サイズ:91×213cm
●重さ:約108g
パッケージから出してみる。
収納用のスタッフバッグに入っている。
[SOL]
SURVIVE OUTDOORS LONGERの略らしい。
スタッフバッグから出してみる。
キレイな銅のような色。
見た目、硬そう。
広げてみる。
外側はオレンジのような銅っぽい色。
内側は銀色。
触った感じは思ったよりも柔らかめだ。
とても薄く、ちょっと引っ掛けたら破けてしまいそうな感じを受ける。
触っているとバリバリとまではいかないが、パリパリというか、ガサガサというか、やはり素材特有の音はする。
周囲の黒い部分は何かと見てみると、シームテープのようだ。
長方形のエマージェンシーシートを折り畳み、周囲をテープで貼って袋状にしたという作りのようだ。
広げた状態からはきちんと折り畳めば結構簡単にスタッフバッグに入る大きさにまとまった。
新品時の折り畳まれ方は、
1)長編方向に二つ折り。
2)短編方向に二つ折り。
3)5cmくらいの幅で、巻くように折り畳んでいく。
4)帯状になるので、スタッフバッグに入るよう、巻いていく。
収納時の大きさ。
9cmx直径7cmくらい。
重さは105g。
パッケージ。
日本語では書いていないので、雰囲気。
・体の熱を90%くらい反射するよ。(体温の低下を防ぐ)
・風雨を防ぐよ。
・シームテープ貼ってるよ。
使用時のサイズを測り忘れたが、パッケージの記述によると、
213cmx91cm。
パッケージの、使用時のイメージ写真。
他のエマージェンシーシートを使ったことがないので比べようもないのだが、室内で入ってみると暖かいなと感じられる。
ただ、外の気温の低いときにこれだけだとどうなのかとも思うが、体温の低下を防ぐという点を考えれば、風を防げるだけでもかなり効果があるのではないかと思う。
スタッフバッグも付いており、破れたりしない限り繰り返し使うことを前提としているような点も良い。
ただ、価格のわりには作りが...
素材の違いが価格の違いなのかもしれないが...
残念な雰囲気。
もっと安価なものを、自分でシームテープで袋状にしてもいいかもしれない。
緊急用途以外では、夏場にシュラフの代わりにこれを使う人もいるらしい。
透湿性はないので、蒸れたて中が湿ったりしないかと気になるのだが...
何れにせよ、非常時に備え、一つは持ち歩きたいものである。
AMK(アドベンチャーメディカルキット)
ヒートシート エマージェンシーヴィヴィ●サイズ:91×213cm
●重さ:約108g
SOL(エスオーエル) エスケイプヴィヴィ●本体素材:アルミ蒸着加工を施した特殊フィルム+ポリエステルシート
●サイズ:213×91cm
●重量:252g
価格は高いが、透湿性があるらしい
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