★STYLUS TG-4 Tough【オリンパス(OLYMPUS)】

やす

2015年06月22日 06:55

これまでも登山の際には防水・防塵のコンデジを使ってきている。
雨の中でも気にせずに使えるという安心感があるからだ。

しかし、肝心なときにフリーズして撮影できなくなったりするトラブルが増えて来た。
画質も、以前に比べて発色が悪くなったような気もする。

デザインを気に入って買ったものの、操作性などに不満もあった。

一眼レフもあるが、やはり気軽さのあるコンデジも持ち歩きたい。

夏山シーズンに入る時期というタイミング。
そして、新製品発売のタイミング。


買い換えるのに丁度良い時期とばかりに飛びついてみたのはコレ。


【OLYMPUS(オリンパス)】
STYLUS TG-4 Tough

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他社製品も様々な防水防塵カメラがでているが、トイカメラのようであったり、ちょっと奇抜かなと思えるデザインであったり...。
その中でもオリンパス製品は、スタンダードなデザインといった感じで、カメラとして受け入れやすいデザインで気に入っている。

また、オプションのレンズなどもあるので、それらを購入すれば撮影の幅が広がりそうというのも、選んだ理由。


では早速、見ていこう。

パッケージ。




内容物。
袋に入ったままだが、左上がカメラ本体。
充電器はUSBケーブルとアダプタ部分が分離しているタイプ。
モバイルバッテリーがあれば、AC電源がなくてもケーブルさえあれば充電可能だ。


付属CDの内容。
・Online User Registration
・OLYMPUS Vieewer 3(Win, Mac)
・Camera Instruction Manual TG-4


本機にはGPS、Wi-Fiが搭載されているので、お決まりの注意事項。
・GPS、Wi-Fi搭載機種については、国や地域によって定められた法律があり、サービスを提供できない場合がありますので、事前に記載代理店へお問い合わせ下さい。


防水・防塵機能を保つためにやってはいけないことの図解。


ご使用後のお手入れ。
・使用後は、カメラを真水に10分程度浸して、泥・塩を落とします。


同梱品。


ストラップの取り付け方。


各部の名称。


カメラ本体。
中央にレンズがあるタイプ。


OLYMPUSのロゴ。


レンズ。
光学式4倍ズーム
デジタル4倍と合わせて最大16倍であるが、デジタルズームはやはり粗くなる。
レンズカバーはない。ないというか、レンズの外側に透明パーツで保護されている。


耐衝撃性能 2.1m。
防水性能 15m。



フラッシュ部分。


側面にストラップを取り付ける部分。


反対側の側面にUSB接続用端子(充電)とHDMI端子がある。
カバーは二重ロック


底面にバッテリーとSDカード挿入口。
こちらもカバーは二重ロック。


左から電源ボタン、シャッターボタン、ズームレバー。


GPS、Wi-Fi搭載。


ステレオスピーカー。


背面。
液晶は3インチ
だが、3インチ用の保護フィルムを買ったら少し小さかった...


操作部。
撮影時によく使用する撮影モード切替はダイヤル式なので操作しやすい。
OKボタンの周囲にの十字キーもあるが、設定によっては、本体の上面や側面をタップして操作することも可能なので、手袋着用時の操作への配慮がされている。
下部のMENUボタン長押しで、スマホとのWi-Fiが可能。ただし事前にアプリのダウンロードが必要。


カメラ本体の重さは242g
(バッテリー含む、SDカード無し)


ストラップの重さは8g。


USBケーブルの重さは48g。
ACアダプタの重さは45g。


iPhone5Sと比較。


取り扱い説明書、一部抜粋
(クリックで拡大)



【このカメラで使用できるカード】
SD/SDHC/SDXC/Eye-Fiカード
・このカメラはカードを入れなくても、内蔵メモリを使って撮影することができます。


【電池を充電する】
・お買い上げのとき、電池は十分に充電されていません。
・お使いになる前に、動作ランプが消えるまで(最長約5時間)電池を充電してください。


【内蔵メモリとカードの撮影可能枚数、時間】
(SDカード使用時の枚数は容量4GBの場合)


【防水・耐衝撃性能について】
▼防水性能
・JIS/IEC保護等級8級(IPX8)相当に該当し、水深15mまでの撮影が可能です。
▼耐衝撃性能
・当社試験方法による落下テストをクリアしています。


【水中での使用前の注意】
・このカメラは水中で沈みます。
温泉では使用できません
【水中での使用中の注意】
・水深15mを超えて、または水中で60分以上使用しないで下さい。


【水中での使用後の注意】


【保管・お手入れについて】
・高温(40℃以上)、低温(-10℃以下)の場所に放置しないで下さい。防水性能を保てない場合があります。


【仕様】
カメラ部有効画素数:1600万画素
レンズ:オリンパスレンズ4.5-18.0mm、F2-4.9
(35mmフィルム換算25~100mm相当)
シャッター:4~1/2000
撮影範囲(通常):0.1m~
撮影範囲(顕微鏡時):0.01m~0.3m
モニター:3.0型
防水機能:保護等級8級(IPX8)
防塵:保護等級6級(IP6X)
Wi-Fi対応企画:IEEE802.11b/g/n


GPS:GPS、GRONASS
使用環境(温度):-10℃~40℃(動作時)
使用環境(湿度):30%~90%(動作時)
リチウムイオン充電池(LI-92B)
公称容量:1350mAh
充放電回数:約300回


ストラップの取り付け方。




初めて電源を入れたときには、言語設定と日時設定がある。

その後、様々な設定項目を見ていくと...
タフアイテム設定」というのがあり「タップコントロール」というのが、十字キーの機能を本体の側面等をタップして行う為の設定だ。


強弱「中」でも、指先でタップする場合には、やや強めにタップする感じであった。


Wi-Fi接続設定では、「プライベート接続」は主に自分のスマホと。「ワンタイム接続」は友人などに写真を送る際にその場限りのパスワードを発行する。


スマホと接続するには、先にスマホにアプリをダウンロードしておく必要がある。
OLYMPUS image Share
アプリの画面。


接続設定の際には、カメラ側でMENUボタンを長押しし下記の画面を表示。
スマホのQRコード読み取りアプリを使用するか、SIDやパスワードを手入力する。


スマホ側でWi-Fi接続設定を行ったら、カメラ側はQRコードが出ている画面のままで。
スマホ側でWi-Fi接続画面から、SIDが「TG-4」で始まる接続先を選択する。
(初回接続時(のみ?)4桁のパスワードを求められる)
Wi-Fi接続完了後、OLYMPUS image Shareを起動すると、下部の表示が「On」となる。


アプリからは、写転送の他、写真加工、位置情報付与などができる。
中でも便利そうなのがリコモン。
スマホが「ワイヤレスレリーズ」となり、スマホからシャッターを切ることができる。
ただ、Wi-Fi接続の手間がある為、手軽に利用というわけにはいかなそうだ。



このカメラにおいては防水・防塵といった性能面以外に、様々な撮影機能がある。
その一部を紹介。

▼動画
【ハイスピードムービー】
超高速動画を撮影し、再生すると動きをスローモーションでみることができる。

【タイムラプスムービー】
コマ撮りのようなムービーで、連続写真を楽しむことができる。

▼静止画
【ライブコンポジットモード】
連続撮影した複数枚の画像から明るい部分を抽出して、一枚の画像として合成。街灯かりと星空を美しく撮影したり、動いているライトの光跡を写せる。

【顕微鏡モード】
被写体距離1cmまで近づける。

【深度合成モード】
前から奥までのピントが合うように深度合成を行う。図鑑のような標本写真を作ることができる。

【フォーカスブラケットモード】
ピントの位置を少しずつずらしながら最大30コマまで撮影。

▼GPS
【移動軌跡を記録するロガー機能】
一定間隔で測位して移動軌跡を記録。PCアプリ「OLYMPUS Viewer 3」や Google Map、スマホアプリ「OLYMPUS Image Track」に取り込むことで軌跡と写真を表示できる。

▼撮影モード
【RAW現像】
撮影した画像を加工していないRAW(生データ)で出力。同梱のソフト「OLYMPUS Viewer 3」を用いて現像できる。


昨今では各社とも防水防塵タイプのコンパクトデジタルカメラを発売している。
主な防水防塵性能的には、多くの人が一般的に使用する範囲を考えると、各社とも十分な性能と言えるもので横並びと言ってもいいほど。

かといって、安易にデザインだけで選ぶというのはお勧めできない
メーカー公表のスペックには出ていない、使用上無視できない部分もあるからだ。

その一例として...起動時間
製品情報として公開しているメーカーは多くはない。

前回買ったデジカメにおいては、電源を入れてから撮影可能になるまでの時間が長く、約6秒ほど。
手軽さが売りのコンデジにおいて、この遅さはとてもストレスであった。
(最近ではそこまで遅いのはないかも)

今回のこのTG-4はその点、電源を入れてから体感で1秒ほどで撮影可能。
個人的には満足のいくレベルだ。

そういった点は、しっかり価格比較サイトなどの口コミ等で書いている場合があるので、気になる製品があればしっかり購入前に調べておこう。


詳しくは、下記のメーカーサイトで...
メーカー製品情報


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