★アバランチショベル レスキューショベルプラス【K2】

やす

2014年03月03日 06:55

新雪の中をラッセルしながら前へと進む...

そんな自分の姿を想像する。


重さ、大きさ、使い勝手の良さ。

様々な要素を考慮しながら、さらに想像を膨らませる。
だが、経験の無さが頭を悩ませる。


などという妄想をしながら、実際には...


買ったのはコレだ。


【K2】
AVALANCHE SHOVEL
K2 RESCUE SHOVEL PLUS
(アバランチショベル レスキューショベルプラス)


【K2】【レスキューショベルプラス RESCUE SHOVEL PLUS】パノラミックやK2スキーと組み合わせて...
価格:7,350円(税5%込、送料別)



セット内容
非対称のハンドルがついたシャフトと、ブレードのセット。
シャフトとブレードを切り離すことができる、分離タイプだ。


ブレード
四隅の穴は、対応するスキーを使用して緊急用のソリを組み立てるときの穴。
中央の縦長の2つの穴は、スノーアンカーとして使用する場合の穴。
実際の使用時にはステッカーを剥がそう。


ステッカーの拡大。
特長などが英語で書かれている。


ブレードのシャフト差込口。


ブレードの大きさ。
メーカー公表値は25cm×28cm。
隣の白い紙はA4サイズ。
A4用紙よりも少し幅が広い。


ブレードの重さは384g。(ステッカーを貼ったまま)


シャフト
シャフトの形状により、ブレードに差し込む時の向きが決まっている。


シャフト脇のロゴ。


ハンドル。
左右非対称であり、ブレードに差し込む向きが決まっている。
右手でハンドルを持つ前提でデザインされているようだ。


ハンドルは人差し指と中指でシャフトを挟むようにすると持ちやすい。
カメラを右手で持っていたので、左手で握ってみた。
手袋をするとまた違う感触かもしれないが、なかなか持ちやすい形状。


シャフトは、2通りの長さで使用可能。
脇に出ている金属のボタンをプッシュして引き伸ばすことができる。
「COMPRESSION TEST 30cm」と書いてあるが...


内側のシャフトをさらに引き出すと、取り外せる。


シャフト内部から紐が出ていて、金属のボタンを押しながら引き出すと...


内部からこのようなものが出てきた。


中に入っているのは、緊急用のソリを組み立てるためのネジ
組み立てるイメージ図もプリントされている。


このネジの重さは76g。
不要であれば持ち歩かなくても良いだろう。


シャフトをブレードに差し込む。
金属のボタンが穴にはまるまで、しっかりと奥まで差し込む。


シャフトは、少し斜めにするとスムーズに差し込める。


シャフトをブレードに接続するとこんな感じだ。
シャフトの長さは短くしてある。
ここから約20cmほど伸ばすことができる。


ハンドル部分の長いほう(黒い方)をブレードに差し込めば、鍬(くわ)のような形状での使用も可能だ。


シャフトの長さ。ハンドルの中央部分から測定。
短い状態では、先端まで約43.5cm。
長い状態では、先端まで約64cm。
このうち、ブレードに収まる部分は約8cm。



ブレードとシャフトをあわせた重さは855g。
これはネジも含めた重さだ。


付属の小冊子。
複数の言語で、ショベルやプローブ、スキー板に貼るシール等の使用方法などが説明されている。
残念ながら日本語での表記はない。


冊子のレスキューショベルのページ。


クワタイプ(HOE MODE)での使用時の注意。
手前にかき出すように使用するのが正しい。


スノーアンカーとしての使用方法。
ブレード中央の2つの穴にスリング等のベルトを通して使う。


対応したスキー板を使用した、緊急用ソリの組み立て方。
板の前と後ろに、シャフトをネジで固定する。


ブレードは、板のビンディング付近へ。



ストックやザック等も使用し、ロープやベルト等を使用して図のマークの部分を固定する。


とりあえず外へ持ち出してみたが、実使用の機会はまだない...
それと買ってから思ったが、自分はハンドルを左手で持つほうが楽。
正直、ちょっと使いづらい。シャフトを逆に差せればよいのだが。
(この写真も、シャフトは短い状態)



動画での紹介はわかりやすい。
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このレスキューショベルにはラインナップが3種類ある。

・レスキューショベルプラス(RESCUE SHOVEL PLUS)
・レスキューショベル(RESCUE SHOVEL)
・スピードショベル(SPEED SHOVEL)

レスキューショベルプラスは、今回紹介のもの。
レスキューショベルはソリ組み立て用のネジが付属していないもの。
スピードショベルは「クワ」タイプでの使用はできない。

軽さを求めるなら、スピードショベル。
クワタイプに魅力があれば、レスキューショベル。
K2の緊急用ソリに対応したスキー板があれば、レスキューショベルプラス。

といったところか。

他にシャフトがアイスアックスになるモデルもあるようだ。



それで、今回これを購入しようと思ったきっかけは...

実は...自宅駐車場入口の雪かき。
車で出かけて帰ってきたときに、場合によっては雪かきしないと入れない場合がある為だ。

あえて「プラス」モデルを選択したのも、ブレードの色。
なんとなく、メタリックグリーンが格好よかった。


今年の冬は、自分が住む地域はいつもよりも雪が少なかったので特に必要性は感じなかったのだが、例年、年末に帰省し年初に帰ってくると、除雪車により除雪された雪を除けなければ駐車場に入れないことが多いのだ。

そんなわけで、冬に泊まりで出かける場合には車に雪かき用のスコップを積んでいくのだが、帰省ともなると荷物も多く邪魔になる。

車に積んでも邪魔にならないようなものが欲しいと思ったとき、雪山でラッセルするときに使うショベルが思い浮かび、今回の製品購入に至ったのだ。

冒頭では、いかにも「雪山へ」という雰囲気で書いたが、まだそういうところへ出かける目処は立っていない。
なので正直、ラッセルは考慮していない。


実際に山へ持ち歩く場合、この製品のような分離タイプでは手軽さがないようにも思える。
予めブレードにシャフトがセットしてあり、シャフトを引き出すだけで使えたほうが便利そうだ。

他のメーカーなどをみるともっと軽いものや、ブレードの大きさの違いなど、様々なモデルがあることがわかる。
使いやすい長さや、自分の体力等を考慮し、選んでみたほうが良さそうだ。





【レスキューショベル】

【K2】【レスキューショベル RESCUE SHOVEL】
価格:6,300円(税5%込、送料別)



【スピードショベル】

【K2】アバランチショベル スピードショベル
価格:5,250円(税5%込、送料別)




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