★登山★槍ヶ岳(2011/07)第三章【長野県/岐阜県】

やす

2012年01月26日 06:55

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何度も、何度も...振り返る。
幾度と無く振り返り、そして槍ヶ岳を見つめる。



いつかまたここへ戻ってくる。


思いを胸に仕舞いこみ、前を向き、歩みを進める。

2011年7月17日(日)

★9:55頃
槍ヶ岳山荘から100mほどの地点。
ここから新穂高温泉までは14.4km。
ずいぶんと歩いたものだ。


そこから少し歩くとテント場。
大小、大きさの異なる区画が点在する。
テントの大きさにより、区画を振り分けるのだろう。
テントを張る前に、きちんと利用申し込みをしなければならない。
いつかここにテントを張って泊まってみたいものだ。



足元から続く道を辿りながら顔を上げる。
するとそこには大喰岳の姿。
見た目では比較的楽そうな道に見えるが...


★10:05
テント場を過ぎ、下りたところが飛騨乗越。
槍平への分岐だ。
槍平まではここから4.3kmのようだ。



槍平へと続く道。


反対側をみると、あれは殺生ヒュッテか?
その奥、中央やや右にそびえる山は常念岳。


暫しの間、なだらかな道。


が、次第に傾斜がキツくなり始める。


振り返り、少しずつ離れていく槍ヶ岳を眺める。


右やや上に槍ヶ岳山荘。
その下のあたりに飛騨乗越。
山荘から左へ下る稜線を辿り、左側中央の緑とグレーの境付近が千丈乗越。
その先には西鎌尾根。


★10:25頃
道はピークを外れて伸びている。


大喰岳付近まできたはずだが...

少し道から外れたところに大喰岳山頂標識。
大喰岳登頂だ!(標高3101m)


そこから行く先を見つめる。
奥に穂高連峰。


軽めの休憩で先に進む。
足場はガレた感じで、あまり良くない印象。
足元に注意しながら歩く。


それにしても天気が良い。
眺めを楽しみながら歩いていく。


★10:35頃
雪渓の脇を通る。
岩場をトラバースするような感じで歩く。



少し下り、そしてまた登ったりと、遠くからの見た目以上に起伏にとんだ道だ。



★10:55頃
前にそびえるのは中岳。


中岳の取り付き付近までくると、やはりその高さに圧倒される。
傾斜、勾配をみてテンションが落ちる...


やはりキツイ...


そして梯子ゾーンだ。


結構高さがある。


梯子を上りきると、その先には中岳山頂。
もう少しだ。


★11:15頃
中岳登頂!(標高3084m)
この標識の向きは、槍ヶ岳をバックに写真を撮れるようにとの配慮?


ここで休憩。
しばし景色を堪能。
行動食を食べて出発だ。

ここから先は、しばらく下る道だ。
石に付けられたマークを頼りに歩いていく。


南岳へと続く稜線に沿って、道が続いている。
遠くから見ると、緩やかで歩きやすそうな道に見えるのだが...


足場はガレているので注意が必要だ。


斜面の脇には雪渓が広がる。


斜面を下り、中腹付近の平地。


★11:45頃
その付近には、雪渓から流れてくる水。
地図をみるとこの辺りは水場となっている。


流れのある、キレイそうなところで水を汲み、飲んでみる。
冷たくておいしかった。


そこからまたさらに下る。


下りきると、そこからは緩やかなのぼりに転じる。
南岳へと続く道を確認できる。


★11:55頃
3時間ほど前にいたあの穂先が、あんなに小さく...


時間はもう昼。
槍平小屋まで戻らなければならないので、先を急ぐ。


南岳はあの雪が残る、あの先のところか?
道のりは遠い。


雪渓の方に落ちないよう、岩場の脇を歩いて行く。


★12:20頃
天狗原方面との分岐。
先に見える一番高いところが南岳か?
そうであって欲しいと願いながら歩みを進める。


疲れも見えてきた。
まだ登りもある。
先は長そう...


★12:35頃
南岳に向かいながら、右側を見下ろすと槍平小屋が見えた。
本当に小さく...
標高差がすごい...



そこから少し歩き、程なくして、


★12:40頃
南岳登頂!(標高3032m)


標柱があり、その前には三角点も。
もちろんタッチだ。


そしてその先、下方には南岳小屋が見えてきた。


さらにその奥には穂高連峰。
間の何も見えない、谷のようなところが、あの大キレットだ。


南岳小屋のテント場。


★12:55頃
南岳小屋に到着だ。



南岳小屋の標柱。
奥の丘の先に大キレットがあるはず。
今回は行くわけにはいかないが、見に行ってみよう。


ザックを置いて歩いていく。


徐々に近づき...


底は深い。
しかし、いつか歩いてみたいものだ。


南岳小屋に戻る。
槍平の標識を見つけた。
写真左の建物の間を抜けていくとその道がある。


★13:25
小屋前のベンチに座り、少し遅めの昼食。
遠征2日目の昼食の定番となりつつあるうどん「ごんぶと」。


食べ終わると、小屋の中へ。
せっかくピークを渡り歩いたのだからと、大喰岳、中岳のバッジも一緒に買う。


その小屋を背にし、左前方に広がるテント場。



時間はもう14時近い。
暗くなる前には、槍平小屋に戻りたい。

あとは下るだけだ。
そういう軽い気持ちで、南岳新道へ向かう...



つづく。

★登山★槍ヶ岳(2011/07)第四章【長野県/岐阜県】



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