★登山★槍ヶ岳(2011/07)第三章【長野県/岐阜県】
2011年7月17日(日)
★9:55頃
槍ヶ岳山荘から100mほどの地点。
ここから新穂高温泉までは14.4km。
ずいぶんと歩いたものだ。
そこから少し歩くとテント場。
大小、大きさの異なる区画が点在する。
テントの大きさにより、区画を振り分けるのだろう。
テントを張る前に、きちんと利用申し込みをしなければならない。
いつかここにテントを張って泊まってみたいものだ。
足元から続く道を辿りながら顔を上げる。
するとそこには大喰岳の姿。
見た目では比較的楽そうな道に見えるが...
★10:05
テント場を過ぎ、下りたところが飛騨乗越。
槍平への分岐だ。
槍平まではここから4.3kmのようだ。
槍平へと続く道。
反対側をみると、あれは殺生ヒュッテか?
その奥、中央やや右にそびえる山は常念岳。
暫しの間、なだらかな道。
が、次第に傾斜がキツくなり始める。
振り返り、少しずつ離れていく槍ヶ岳を眺める。
右やや上に槍ヶ岳山荘。
その下のあたりに飛騨乗越。
山荘から左へ下る稜線を辿り、左側中央の緑とグレーの境付近が千丈乗越。
その先には西鎌尾根。
★10:25頃
道はピークを外れて伸びている。
大喰岳付近まできたはずだが...
少し道から外れたところに大喰岳山頂標識。
大喰岳登頂だ!(標高3101m)
そこから行く先を見つめる。
奥に穂高連峰。
軽めの休憩で先に進む。
足場はガレた感じで、あまり良くない印象。
足元に注意しながら歩く。
それにしても天気が良い。
眺めを楽しみながら歩いていく。
★10:35頃
雪渓の脇を通る。
岩場をトラバースするような感じで歩く。
少し下り、そしてまた登ったりと、遠くからの見た目以上に起伏にとんだ道だ。
★10:55頃
前にそびえるのは中岳。
中岳の取り付き付近までくると、やはりその高さに圧倒される。
傾斜、勾配をみてテンションが落ちる...
やはりキツイ...
そして梯子ゾーンだ。
結構高さがある。
梯子を上りきると、その先には中岳山頂。
もう少しだ。
★11:15頃
中岳登頂!(標高3084m)
この標識の向きは、槍ヶ岳をバックに写真を撮れるようにとの配慮?
ここで休憩。
しばし景色を堪能。
行動食を食べて出発だ。
ここから先は、しばらく下る道だ。
石に付けられたマークを頼りに歩いていく。
南岳へと続く稜線に沿って、道が続いている。
遠くから見ると、緩やかで歩きやすそうな道に見えるのだが...
足場はガレているので注意が必要だ。
斜面の脇には雪渓が広がる。
斜面を下り、中腹付近の平地。
★11:45頃
その付近には、雪渓から流れてくる水。
地図をみるとこの辺りは水場となっている。
流れのある、キレイそうなところで水を汲み、飲んでみる。
冷たくておいしかった。
そこからまたさらに下る。
下りきると、そこからは緩やかなのぼりに転じる。
南岳へと続く道を確認できる。
★11:55頃
3時間ほど前にいたあの穂先が、あんなに小さく...
時間はもう昼。
槍平小屋まで戻らなければならないので、先を急ぐ。
南岳はあの雪が残る、あの先のところか?
道のりは遠い。
雪渓の方に落ちないよう、岩場の脇を歩いて行く。
★12:20頃
天狗原方面との分岐。
先に見える一番高いところが南岳か?
そうであって欲しいと願いながら歩みを進める。
疲れも見えてきた。
まだ登りもある。
先は長そう...
★12:35頃
南岳に向かいながら、右側を見下ろすと槍平小屋が見えた。
本当に小さく...
標高差がすごい...
そこから少し歩き、程なくして、
★12:40頃
南岳登頂!(標高3032m)
標柱があり、その前には三角点も。
もちろんタッチだ。
そしてその先、下方には南岳小屋が見えてきた。
さらにその奥には穂高連峰。
間の何も見えない、谷のようなところが、あの大キレットだ。
南岳小屋のテント場。
★12:55頃
南岳小屋に到着だ。
南岳小屋の標柱。
奥の丘の先に大キレットがあるはず。
今回は行くわけにはいかないが、見に行ってみよう。
ザックを置いて歩いていく。
徐々に近づき...
底は深い。
しかし、いつか歩いてみたいものだ。
南岳小屋に戻る。
槍平の標識を見つけた。
写真左の建物の間を抜けていくとその道がある。
★13:25
小屋前のベンチに座り、少し遅めの昼食。
遠征2日目の昼食の定番となりつつあるうどん「ごんぶと」。
食べ終わると、小屋の中へ。
せっかくピークを渡り歩いたのだからと、大喰岳、中岳のバッジも一緒に買う。
その小屋を背にし、左前方に広がるテント場。
時間はもう14時近い。
暗くなる前には、槍平小屋に戻りたい。
あとは下るだけだ。
そういう軽い気持ちで、南岳新道へ向かう...
つづく。
★登山★槍ヶ岳(2011/07)第四章【長野県/岐阜県】
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