2011年8月14日(日)
★10:00頃
種池山荘を出発。
冷池山荘を目指す。
鹿島槍ヶ岳方面。
稜線に雲が跳ね返されているようだ。
まずは爺ヶ岳南峰を目指す。
傾斜は緩やかで、足場はザレているというか、石を敷いているような感じ。
登りはいいが、下りで滑りそうだ。
★10:20頃
振り返り、種池山荘を見下ろす。
写真中央やや上付近に赤い屋根が見える。
このあたりまで来ると、勾配もキツめになり、足場も大きな石に変わってくる。
種池山荘からみたときは緩やかそうであったが、歩いてみると大変だ。
★10:50頃
爺ヶ岳南峰への分岐。
ピークを通らなくても冷池山荘を目指せるが、せっかくきたので山頂へ行く。
ここからは厳しい登り。
3分ほどで登頂。
爺ヶ岳南峰制覇!
そして次に目指すのは爺ヶ岳中峰。
南峰にも三角点が。
一応、タッチ。
先を急ぐ。
★11:05頃
南峰からの下りは硬い土の上に砂があるような感じで滑りやすかった。
ここからまた、爺ヶ岳中峰への登りだ。
このあたりはまだ、緩やかで足休めな感じ。
★11:15頃
中峰への分岐。
ここもピークを巻いていけるが、爺ヶ岳は中峰の方が高いので、やはり登る。
5分ほどで登頂。
爺ヶ岳中峰制覇!(標高2669m)
三角点タッチも忘れずに。
中峰から見た南峰。
休憩もほどほどに、歩き出す。
勾配が急だったり、足場が滑りやすい下りは苦手だ。
足元に注意し下る。
相変わらず、稜線の東側は雲。
西側はキレイに景色が見えている。
西側からの風で、稜線から西側には雲が入ってこないようだ。
★11:35頃
軽いアップダウンが続く。
多分、正面、雲に隠れているあたりが爺ヶ岳北峰か?
北峰への上り口がわからず、そのまま過ぎてしまう。
途中、斜面を見上げると野生のサルがいた。
サルをズーム。(
PALOMON撮影)
少し進むと、今度は雷鳥。(
PALOMON撮影)
傾斜の少ない道が続き...
★11:50頃
ここからは下りだ。
足元が滑りやすい。
疲労もあり、足に力が入らない。
危険箇所もある。
やや急な下りも。
草木を抜けて、ちょっとした踊り場的な場所。
そしてその先は下りだ。
この下りも、やはり足元が滑りやすい。
★12:15頃
冷乗越に到着。
ここから赤岩尾根を通り、大谷原へ下ることもできる。
赤岩尾根分岐。
大谷原へは、ここを下って行く。
冷池山荘へ向け、まだまだ下る。
樹林の入り口。
下り終えて...
そして登り返す。
★12:30頃
冷池山荘に到着だ。
付近に立ててあった、冷池からの目安時間。
爺ヶ岳南峰 1時間30分
種池山荘 2時間30分
扇沢出合 5時間
高千穂平 1時間30分
西俣出合 3時間30分
大谷原 4時間30分
山荘脇にある池。
多分、これが冷池。
冷池山荘入口。
1枚しか撮っていないのに...ブレた。
中でバッジと、またもや炭酸飲料を購入。
テント場利用の受付もここで。テント1張(1人?)500円。
水は、写真には写っていないが、この左の方の外の窓口で購入する。
1リットルで150円。
トイレは建物の裏側。入り口に向かって右手方向へ歩き、階段を下りて行く。
★12:50頃
休憩の後、テント場へ向かう。
山荘からテント場へは登りだ。
少し危険なところもある。特に夜間は注意だ。
6分ほどで、テント場に到着。
まだまだ空きスペースがある。良かった。
ザックを下ろし、テントを張る場所選びだ。
情報通り、平らというか傾きが無い場所がほとんど無い。
あんなにあった空きスペースから選んだのは...
隅の方。
空いているところでは、一番傾きが無い感じだった。
設営はペグが刺さるのでペグを使い、一応、強風時を考え、ペグを石で抑えた。
そして毎度のことながら、疲労の為、しばらくテントに篭って休憩だ。
★17:20頃
外に出て、夕飯。
今回は保冷バッグを持ってきたので、サラダや要冷蔵のデザートも。
保冷バッグに凍らせたペットボトルを2本入れ、どれくらいもつものなのかとの実験的な感じで持ってきた。
12時間くらい経ってもまだ3分の1くらいは凍っている状態だった。生ものも大丈夫そう。
休んでいるうちに、周りには沢山のテントが。
早めに着てよかった。
テント場の東側はガスっている。
でも、西側は時折日が差す。
その日の光に照らされ、自分の影が雲に映し出され、その周囲は虹色に輝く。
ブロッケン現象だ。
写真では分かり辛いが、うっすらと見える。
就寝前に、トイレを済ませる。
テント場付近から冷池山荘を見下ろす。
この道のり、気軽にトイレというわけにはいかない。
★18:10頃
夕陽に照らされるテント場。
ガスがなければ、キレイな景色もみられたのだろうが、周囲の山にもガスがかかっており、あまり見渡すことはできなかった。
明日の予定を話し合い、朝4時発で鹿島槍ヶ岳にアタックする。
山頂でのご来光には間に合わないかもしれないが、途中からでも見られるだろう。
明日の朝は、今までのテント泊の中でも最も早い出発。
それに、下山し家まで帰らなければならない。
きちんと休み、疲れをとらなければ。
早めに就寝だ。
つづく。
★登山★鹿島槍ヶ岳(2011/08)第三章【長野県/富山県】
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やすのテント泊装備 ★☆★☆★
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