★登山★槍ヶ岳(2011/07)最終章【長野県/岐阜県】

やす

2012年01月28日 06:55

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いつ、眠りについたのだろう...


気がついたのは、もう、まわりも寝静まっている頃。


時間を確認し、姿勢を変え、そしてまた眠りに入る。
この動作を何度か繰り返す。


そして、朝を迎える...

2011年7月18日(月)

★3:40頃
気が進まないせいか、体がだるい。
そんな中でなんとか起き、朝食の準備を始める。
この日の朝も軽めにシリアルだ。

食べ終わると荷物の整理。
そして、テントを撤収する。

出発準備を済ませ、小屋前へ行く。
2日前に出迎えてくれた熊?が、今度は見送りだ。


その向かい側をみると、来たときには気がつかなかったベルが。


「ハート型の石を見つけてきて、
 願い事を1つだけ思いながら、
 そ~っと鳴らしてね。」

とのこと。

知っていたらテント場で探したのに...
願い事は、また次の機会まで胸にしまって置こう。


★5:15頃
出発だ!
案内通り、木の指す方へ歩み始める。



テンポ良く、どんどん足を進める。


天気は曇り。
緑の鮮やかさは影を潜めている。
そんな景色を見ながら歩く。



★5:50頃
小さい沢を渡る。


そして、すぐに滝谷避難小屋付近。


一度上流へ登り、橋を渡る。


それほど広い沢ではないが、流れが速い。
途中で渡れそうなところはなかった。


そして少し下って行ったあたりの斜面を登ると滝谷避難小屋。


休憩もせず、先へと進む。


★6:20頃


★7:00頃
背の高い樹林帯をしばらく歩き、そこを抜けると...


そこはもう未舗装路前付近。
ここで一旦休憩だ。


★7:15頃
ここからはもう、平坦な道路を歩くのみ。


坂道を下るその勢いに体を任せ、どんどん進む。


★7:55頃
穂高平小屋まできた。


ここで、少し前を歩いていたソロの人が、地図を見ながら周りを見渡している。
何をしているのかと思ったら、ショートカットの道がこの辺りにあるという。

せっかくなので後を付いて行かせてもらうことに。


この道、やや狭い。


そして、やや険しい。


★8:10頃
道路に出た。
道路を歩いてきたときよりも、疲れた感じがする。


この道は、登り時に見かけた、夏用登山道のところだ。


そして、また道路を歩いて行く。


★8:30頃
ロープウェイ駅付近の有料駐車場まできた。


そして、駅の中に入り、一休み。
「わさびソフト」を食べる。

ロープウェイの料金表。(2011年7月時点)


★8:50頃
下山後には下山届け。
新穂高登山指導センターで下山届けを提出。
そして、新穂高登山指導センターを後にする。


ガードレールの切れ目、わき道に入り無料駐車場へと向かう。



そして...


★9:00
駐車場へ到着!


2日前には満車だった駐車場も、この頃には車の数も減っていた。


荷物を下ろし、温泉へ...

★9:50頃
温泉は、帰り道の途中、道路沿いにある「ひがくの湯」へ。


この温泉、期間限定ながら、使い捨ての歯ブラシ、カミソリを無料で使用できた。
また、なぜか「うまい棒」も食べ放題。(持ち帰り不可)


温泉で汗を流し、帰路へ。

また、車での長距離だ。
白馬八ヶ岳常念岳など、これまでの遠征は運転手を務めてきたが、今回は初助手席。


運転は疲労、眠気との戦いがある。

運転お疲れさま、そしてありがとうPALOMON


★21:00頃
無事、自宅へ。


いつものことながら、天気が良いところを目指して行き先を選んでいるだけに、メインの日は天気に恵まれ、良い山歩きを楽しんだ。
2日目は、南岳新道の予想以上のキツさにかなり疲れたが、前週の岩手山がいいトレーニングになったのか、思った以上に体が動いてくれた。


8月9月と後に控えている連休でまた遠征ができそうだと、新たな野望が芽生え、そして次のプランを考えるのであった。


★登山★槍ヶ岳(2011/07)【長野県/岐阜県】   完








最後に...

北アルプスのランドマークと言われる槍ヶ岳。
その山頂から見る景色は素晴らしかった。

だが、その素晴らしさの中になぜか、物足りなさ、寂しさを感じた。
周りを見渡しても、象徴ともいえるべきその存在がないからだ。


そう、それは自分の足元にある。


アルプス近辺への遠征で、いつも見続け、憧れていた槍ヶ岳。
それが見えない景色...

そこに登り、その存在感の大きさに改めて気づかされる。


槍ヶ岳は、「登る山」よりは「眺める山」。
そんな感じがした。


しかし...


「いつかまた登りたい。」


そう思わせてくれる、素晴らしい山であった。



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