2011年7月18日(月)
★3:40頃
気が進まないせいか、体がだるい。
そんな中でなんとか起き、朝食の準備を始める。
この日の朝も軽めにシリアルだ。
食べ終わると荷物の整理。
そして、テントを撤収する。
出発準備を済ませ、小屋前へ行く。
2日前に出迎えてくれた熊?が、今度は見送りだ。
その向かい側をみると、来たときには気がつかなかったベルが。
「ハート型の石を見つけてきて、
願い事を1つだけ思いながら、
そ~っと鳴らしてね。」
とのこと。
知っていたらテント場で探したのに...
願い事は、また次の機会まで胸にしまって置こう。
★5:15頃
出発だ!
案内通り、木の指す方へ歩み始める。
テンポ良く、どんどん足を進める。
天気は曇り。
緑の鮮やかさは影を潜めている。
そんな景色を見ながら歩く。
★5:50頃
小さい沢を渡る。
そして、すぐに滝谷避難小屋付近。
一度上流へ登り、橋を渡る。
それほど広い沢ではないが、流れが速い。
途中で渡れそうなところはなかった。
そして少し下って行ったあたりの斜面を登ると滝谷避難小屋。
休憩もせず、先へと進む。
★6:20頃
★7:00頃
背の高い樹林帯をしばらく歩き、そこを抜けると...
そこはもう未舗装路前付近。
ここで一旦休憩だ。
★7:15頃
ここからはもう、平坦な道路を歩くのみ。
坂道を下るその勢いに体を任せ、どんどん進む。
★7:55頃
穂高平小屋まできた。
ここで、少し前を歩いていたソロの人が、地図を見ながら周りを見渡している。
何をしているのかと思ったら、ショートカットの道がこの辺りにあるという。
せっかくなので後を付いて行かせてもらうことに。
この道、やや狭い。
そして、やや険しい。
★8:10頃
道路に出た。
道路を歩いてきたときよりも、疲れた感じがする。
この道は、登り時に見かけた、夏用登山道のところだ。
そして、また道路を歩いて行く。
★8:30頃
ロープウェイ駅付近の有料駐車場まできた。
そして、駅の中に入り、一休み。
「わさびソフト」を食べる。
ロープウェイの料金表。(2011年7月時点)
★8:50頃
下山後には下山届け。
新穂高登山指導センターで下山届けを提出。
そして、新穂高登山指導センターを後にする。
ガードレールの切れ目、わき道に入り無料駐車場へと向かう。
そして...
★9:00
駐車場へ到着!
2日前には満車だった駐車場も、この頃には車の数も減っていた。
荷物を下ろし、温泉へ...
★9:50頃
温泉は、帰り道の途中、道路沿いにある「ひがくの湯」へ。
この温泉、期間限定ながら、使い捨ての歯ブラシ、カミソリを無料で使用できた。
また、なぜか「うまい棒」も食べ放題。(持ち帰り不可)
温泉で汗を流し、帰路へ。
また、車での長距離だ。
白馬、
八ヶ岳、
常念岳など、これまでの遠征は運転手を務めてきたが、今回は初助手席。
運転は疲労、眠気との戦いがある。
運転お疲れさま、そしてありがとう
PALOMON!
★21:00頃
無事、自宅へ。
いつものことながら、天気が良いところを目指して行き先を選んでいるだけに、メインの日は天気に恵まれ、良い山歩きを楽しんだ。
2日目は、南岳新道の予想以上のキツさにかなり疲れたが、前週の
岩手山がいいトレーニングになったのか、思った以上に体が動いてくれた。
8月9月と後に控えている連休でまた遠征ができそうだと、新たな野望が芽生え、そして次のプランを考えるのであった。
★登山★槍ヶ岳(2011/07)【長野県/岐阜県】 完
最後に...
北アルプスのランドマークと言われる槍ヶ岳。
その山頂から見る景色は素晴らしかった。
だが、その素晴らしさの中になぜか、物足りなさ、寂しさを感じた。
周りを見渡しても、象徴ともいえるべきその存在がないからだ。
そう、それは自分の足元にある。
アルプス近辺への遠征で、いつも見続け、憧れていた槍ヶ岳。
それが見えない景色...
そこに登り、その存在感の大きさに改めて気づかされる。
槍ヶ岳は、「登る山」よりは「眺める山」。
そんな感じがした。
しかし...
「いつかまた登りたい。」
そう思わせてくれる、素晴らしい山であった。
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やすのテント泊装備 ★☆★☆★
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