★登山★槍ヶ岳(2011/07)第四章【長野県/岐阜県】
2011年7月17日(日)
★13:50頃
南岳小屋を出発。
南岳新道へと歩みを進める。
振り返り、小屋を見上げる。
右手方面を見て、槍ヶ岳に別れを告げる。
左手方向には大キレット、穂高連峰も見える。
道の勾配はやや急。
足場は小石まじりの砂地といった感じで、気をつけないと滑ることがある。
先の傾斜がキツイのか?
下まで見えていないのも不安な感じ。
★14:05頃
ちょっとした橋。
注意して渡る。
渡った後に見返したら、意外にたいしたことはなかった雰囲気。
斜面上部から岩が落ちてこないかと不安になる。
斜面を見下ろす。
斜面を見上げる。
一気に高度を下げてきた感じだが、ここで少し緩やかな登りになる。
★14:25頃
雪渓の上を少しだけ歩く。
鎖場。
そして梯子。
それを登りきったあとは...
こんな木道は初めてだ。
これはちょっと怖い。
左手の谷の方へ吸い込まれるような感じさえした。
さらに木道は続く。
こんな木道もイヤだ...
こんな状況では、慎重にならざるをえない。
本当に道があるのかと疑いたくなる。
この傾斜の道を下って行く。
写真、左中央付近へと道がつながっている。
ほぼまっすぐにそこへ向かう感じだ。
だいぶ厚い雲がでてきた。
先を急ぎたい。
周りの見通しはいいのに、道の先が見えない。
★14:50頃
ここにも救急箱が設置されていた。
利用した際には、小屋のスタッフへ連絡が必要とのこと。
まだまだ下る。
道の先が見えないが、それでも下る。
★15:10頃
平坦な道になると安心する。
が、それもつかのま...
標高2500m地点。
だいぶ下りてきたが、まだまだ。
梯子が出てきた。
この先、こんな梯子が沢山あるのだ。
また梯子。
ここにも梯子。
まだある。
★15:45頃
梯子ゾーンを抜け、少し歩きやすくなる。
先が見えず、急な道を下り続ける状況に、心が折れる。
疲労もピークを超えている。
今度は階段。
もうほとんど無口。
ただひたすら下り続ける。
★16:15頃
今にも崩れそうな雪渓。
慎重に歩く。
石に付けられたマークを頼りに歩いて行く。
こんな風景になると、なんとなく小屋に近づいてきたような、そんな気がしてくる。
あの先に小屋が見えて欲しいと...
まだだった...
まだ下る。
★16:30頃
小屋が見えた!
この時の安堵感、忘れられない。
この写真を最後に、この日は1枚も撮っていないようだ...
この後、テントへ戻り、夕飯を食べた。
確か牛丼?
疲れて写真を撮る気もなかったようだ。
翌朝の時間を決め、早々と寝たのはいうまでもない。
つづく。
★登山★槍ヶ岳(2011/07)最終章【長野県/岐阜県】
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やすのテント泊装備 ★☆★☆★
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